―ビデオデッキで培われた精密加工技術―
―ビデオデッキで培われた精密加工技術― 日本のカラクリの粋を集めた技術を世界に知らしめ、日本のモノづくりの基礎を作った家庭用ビデオデッキ。 その最盛期には全世界で年間7千万台以上のビデオデッキが作られていました。 テンキングはその録画・再生の心臓部であるヘッドドラムという部品を、その誕生の時からずっと作り続けてきました。 そのためは、毎月何十万個も大量生産する部品の精度をミクロンオーダーで管理するという、当時では驚異的な加工精度が必要でした。 その精度を保つために私たちは、「工場全体を温度管理する」という発想で環境の変化による製品寸法のばらつきを抑え、 高精度の製品を大量生産するという相反する条件を克服することができました。
この発想はそのままTENKING(THIALAND)にも引き継がれ、 1996年に創業した当初から精密加工の現場全体を温度管理し、今でもミクロンオーダーの製品を大量生産しています。
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